水晶(石英) Quartz |
名前(和名) | 水晶(石英) |
名前(英名) | Quartz |
分類 | 酸化鉱物 |
化学組成 | Sio2 |
結晶系 | 六方晶系 |
硬度 | 7 |
比重 | 2.65 |
色 | 無色(混入物により多色) |
外観 | ガラス光沢(割れ目面は貝殻状) |
劈開 | なし |
条痕 | 白 |
石英(SiO2)は、最も普遍的な鉱物で、ほとんどの岩石に含まれています。そのうち、肉眼的な結晶になっているものを水晶といいます。 アメリカのアーカンソー州、ブラジルのミナス・ジェラス州などが大規模な産地として知られています。スイスのアルプス地方も水晶産地として古くから有名です。また、中国の湖南省、南アフリカのオレンジリバー地方、ネパールのヒマラヤ地方等からも、特徴的な水晶を産出しています。 水晶は、本来は無色透明ですが、混入物により、紫、黒、黄、緑、紅色などを呈し、アメシスト(紫水晶)、シリトン(黄水晶)、煙水晶(黒)などと呼ばれます。 結晶の成長が一時停止した後、時間をおいて成長が再開すると、継ぎ目で光の干渉面が見えたり、水晶が入れ子状なることがあります。このような水晶を、ファントム(山入)水晶と呼びます。 細長い結晶で、先端に向かって細くなっているものは、レーザー水晶と呼ばれ、大きな結晶の根本の周辺に小さな結晶が付いた結晶は、キャンドル(ろうそく)水晶と呼ばれます。 また、水晶の成長過程で、結晶の中に様々な鉱物が取り込まれることがあります。 ルチルなどの針状の鉱物が入っているものは草入り水晶、雲母や角閃石が取り込まれ草や苔の様に見えるのものはガーデン(庭)水晶と呼ばれます。 |
ブラジル産水晶 | ヒマラヤ産水晶 | 中国産水晶 | アーカンソー水晶 | カクタス水晶 |
紫 水 晶 | 研 磨 水 晶 | 晶洞瑪瑙・水晶 |
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