| 石 膏 Gypsum・Selenite | 
| 名前(和名) | 石膏(せっこう) | 
| 名前(英名) | Gypsum・Selenite | 
| 分類 | 硫酸塩鉱物 | 
| 化学組成 | CaSo4・2H2O | 
| 結晶系 | 単斜晶系 | 
| 硬度 | 2 | 
| 比重 | 2.317±0.005 | 
| 色 | 無色透明、白色、灰色、帯黄色、帯褐色 | 
| 外観 | 板状、小刀状、繊維状 | 
| 劈開 | 顕著{100} | 
| 条痕 | 白色 | 
| 石膏の産状は、海水からの化学的沈殿による鉱床と、銅(Ca)を含む鉱床や火山岩が火山性の噴出ガスや熱水の変質作用を受けて出来る鉱床に大別されます。 通常、小刀状の板状結晶から繊維状の結晶で産出します。双晶して矢羽根状を呈することもあります。 板状結晶で、透明なものを透石膏(Selenite)、繊維状結晶が同じ向きに集合しているものを繊維石膏(Satinspar)、細かい結晶が集まって塊状になったものを雪花石膏(Alabaster)と呼びます。 ヨーロッパでは、透明性に優れた大きな板状結晶を産出し、古くは教会などの板ガラスのとして使用していました。 砂漠の湖が干上がり、その水から沈殿した結晶を「砂漠のバラ」と呼びます。 | |
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