2017 Sants & Bologna
March 2017
 新着標本
 スペインのサンツ(バルセロナ)とイタリアのボローニャで出会った鉱物を紹介します。

  


商品番号 PAN11312
標 本 名 蛍 石・菱鉄鉱(シデライト)
産  地 Panasqueira Mines, Covilha, Castelo Branco Dis., ポルトガル
サ イ ズ 25×15×20mm
価  格 ¥9,800
説  明 ポルトガルのパナスケイラ鉱山の蛍石です。
透明感の藤色の蛍石の立方体結晶が、菱鉄鉱が密集した母岩に寄り添うようについています。蛍石の結晶にの内部には紫色のゾーニングが見えます。清楚で可愛い標本です。
 パナスケイラ鉱山は、ポルトガルで最も重要とされるタングステン鉱山です。タングステン鉱であるマンガン重石のほか、硫砒鉄鉱や燐灰石などの魅力的な標本を多く産出しています。蛍石の標本は数は多くありませんが、個性的な標本を産出しています。


商品番号 PAN11311
標 本 名 蛍 石・水 晶
産  地 Panasqueira Mines, Covilha, Castelo Branco Dis., ポルトガル
サ イ ズ 25×15×20mm
価  格 ¥9,800
説  明 ポルトガルのパナスケイラ鉱山の蛍石です。
微細な水晶にびっしりと覆われた藤色の蛍石の立方体結晶が、積み重っています。積み上がった頂上に、水晶に覆われていない蛍石の結晶が、一つ乗っています。砂糖菓子のように可愛い標本です。
 パナスケイラ鉱山は、ポルトガルで最も重要とされるタングステン鉱山です。タングステン鉱であるマンガン重石のほか、硫砒鉄鉱や燐灰石などの魅力的な標本を多く産出しています。蛍石の標本は数は多くありませんが、個性的な標本を産出しています。


商品番号 PAN11303
標 本 名 水晶・アパタイト・シデライト
産  地 Panasqueira Mines, Covilha, Castelo Branco Dis., ポルトガル
サ イ ズ 20×15×60mm 18g
(水晶部は10×10mm) 18g
価  格 ¥12,000
説  明 ポルトガルのパナスケイラ鉱山で産出した標本です。長い水晶の結晶に、透明感のあるアパタイト(燐灰石)の結晶が付いています。淡い緑褐色の細かな結晶はシデライト(菱鉄鉱)です。僅かですが、粒状の硫砒鉄鉱の結晶も付いています。見飽きることのない不思議な雰囲気の可愛い標本です。
 パナスケイラ鉱山は、19世紀末から稼働しているタングステン鉱山です。鉄マンガン重石、錫石、黄銅鉱、硫砒鉄鉱、燐灰石、水晶など多様な鉱物を産出しています。
 詳しくは、「パナスケイラ鉱山の鉱物」のページをご覧下さい。


商品番号 AXN11302
標 本 名 斧石(フランス産)
産  地 Glacier Miage,Mont Blanc, Rhone-Alps, フランス
サ イ ズ 35×30×15mm 22g
価  格 ¥6,200
説  明 アルプスのミアージュ氷河で採取された斧石です。透明で光沢のある薄褐色の結晶が寄り添うようについています。白い結晶は氷長石です。清涼感のある清楚で可愛い標本です。
イタリアのコレクターによる採取品です。
ミアージュ氷河は、モンブラン南方にある氷河です。氷河により削剥された岩壁には、新鮮な鉱物や鉱物を内包する晶洞が露出しており、また、モレーンと呼ばれる氷河により運搬された礫の堆積層には、削り取られた水晶などの鉱物が混入しているそうです。


商品番号 PYR11303
標 本 名 黄鉄鉱(フランス産)
産  地 Serre-Poncon,Provence-Alpes
-Cote d'Azur, フランス
サ イ ズ 70×30×25mm 75g
価  格 ¥8,600
説  明 フランス南東部のセールポンソンで産出した黄鉄鉱です。
イタリアのコレクターによる採取品です。
彼の話では、本地区の黄鉄鉱は砂岩の中のノジュール内に埋め込まれたように晶出しており、黄鉄鉱の周囲を丁寧にクリーニングすることで綺麗な結晶が現れるのだそうです。

セールポンソン地方は、モンブラン峰から南方に伸びるアルプス連峰の西方斜面のエクラン国立公園の南縁部に位置する景勝地です。


商品番号 FLF11314
標 本 名 蛍石(フランス産)
産  地 Argentiere Clacier, Mont Blanc, Chamonix, Rhone-Alps, フランス
サ イ ズ 35×30×25mm
価  格 ¥16,000
説  明 アルプスのモンブラン峰の蛍石です。
大きな八面体の単結晶で、透明感のある濃いめの色調がとても清楚で綺麗な標本です
イタリアのコレクターによる採取品です。
彼は、毎年ボローニャのショーの後、気候の良い初夏から秋の期間にモンブランに登り、蛍石などの標本を探索するのだそうです。