藍 鉄 鉱 Vivianite |
名前(和名) | 藍鉄鉱(らんてつこう) |
名前(英名) | Vivianite |
分類 | 燐酸塩鉱物 |
化学組成 | Fe2+3(PO4)2・8H2O |
結晶系 | 単斜晶系 |
硬度 | 1.5〜2 |
比重 | 2.68 |
色 | 新鮮なものは無色透明、酸化作用で暗青〜暗緑色 |
外観 | ガラス〜真珠光沢、刃状・槍尖状結晶、球状・板状、団塊状 |
劈開 | {010}完全 |
条痕 | 白色 |
適用 | |
藍鉄鉱は、金属鉱床やペグマタイトの酸化帯や、堆積物中の有機物などに伴って産出します。 地中から産出した直後は、無色透明の結晶ですが、空気に触れると、2価の鉄(Fe2+)が急速に酸化して3価の鉄(Fe3+)に変化し、暗青〜暗緑色を呈するようになります。 英名は、発見者でイギリスの鉱物学者JG.Vivianにちなんで命名されたものです。 ウクライナのクリミア半島のKerch地方では、堆積性の褐鉄鉱の鉱床のなかに、内部が藍鉄鉱となった二枚貝の化石が産出します。 |
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