ストロンチアン石 Strontianite |
名前(和名) | ストロンチアン石 |
名前(英名) | Strontinanite |
分類 | 炭酸塩鉱物 |
化学組成 | SrCO3 |
結晶系 | 斜方晶系 |
硬度 | 3.5 |
比重 | 3.7 |
色 | 無色、白、灰、黄、緑、黄緑、赤色など |
外観 | ガラス光沢、柱状、塊状、繊維状〜針状 |
劈開 | 完全 |
条痕 | 白 |
ストロンチアン石はストロンチウムの炭酸塩鉱物です。天青石とともにストロンチウムを含む鉱物ですが、産出量は天青石に比べ非常に少ない鉱物です。ストロンチアン石は、低温の熱水性鉱物として産出し、自形の大きな結晶の産出は少なく、多くは放射状に伸びた繊維状〜針状の集合体として産出します。 ストロンチウムは、ストロンチアン石より1787年に発見された元素です。花火や発煙筒の発火時の色づけや、陰極線ガラスの添加剤、フェライトなどの磁性材料、X線等の遮蔽剤等に利用される重要な元素です。 ストロンチアン石の名は、最初に発見されたスコットランドの町、ストロンチアンという地名に由来します。 |
|