ストロンチアン石
Strontianite
名前(和名) ストロンチアン石
名前(英名) Strontinanite
分類 炭酸塩鉱物
化学組成 SrCO3
結晶系 斜方晶系
硬度 3.5
比重 3.7
無色、白、灰、黄、緑、黄緑、赤色など
外観 ガラス光沢、柱状、塊状、繊維状〜針状              
劈開 完全
条痕
 ストロンチアン石はストロンチウムの炭酸塩鉱物です。天青石とともにストロンチウムを含む鉱物ですが、産出量は天青石に比べ非常に少ない鉱物です。ストロンチアン石は、低温の熱水性鉱物として産出し、自形の大きな結晶の産出は少なく、多くは放射状に伸びた繊維状〜針状の集合体として産出します。
 ストロンチウムは、ストロンチアン石より1787年に発見された元素です。花火や発煙筒の発火時の色づけや、陰極線ガラスの添加剤、フェライトなどの磁性材料、X線等の遮蔽剤等に利用される重要な元素です。
 ストロンチアン石の名は、最初に発見されたスコットランドの町、ストロンチアンという地名に由来します。


商品番号 STR6302
標 本 名 ストロンチアン石
産  地 Busot,L'Alacanti,Alacant,Comunitat Valenciana, スペイン
サ イ ズ 55×25×30mm 43g
価  格 ¥6,400
説  明 粒状〜針状の白いストロンチウム石が、針鉄鉱の狭間に寄り添うようについています。白色の小さな花のような結晶は、とても可愛く、異世界の岩山に咲く小さな花を見るような印象を持つ魅力的な標本です。

商品番号 STR6303
標 本 名 ストロンチアン石
産  地 Busot,L'Alacanti,Alacant,Comunitat Valenciana, スペイン
サ イ ズ 50×35×9mm 10g
価  格 ¥5,600
説  明 粒状〜針状の白いストロンチウム石が、針鉄鉱の上に寄り添うように付いています。白色の小さな花のような結晶は、とても可愛く、異世界の岩山に咲く小さな花を見るような印象を持つ魅力的な標本です。