輝 安 鉱(きあんこう)
Stibnite
名前(和名) 輝安鉱
名前(英名) Stibnite
分類 硫化鉱物
化学組成 Sb2S3
結晶系 斜方晶系
硬度 2
比重 4.63
銀白色、鉛灰色
外観 金属光沢、柱状結晶                 
劈開 完全{010}
条痕 鉛灰色
 輝安鉱は、最も重要なアンチモン(Sb)鉱物で、浅成低温熱水鉱床中に産出し、黄鉄鉱、白鉄鉱、四面銅鉱などと共生します。銀白色の金属光沢をもつ柱状の結晶が、とても綺麗な鉱物です
 明治時代に愛媛県市ノ川鉱山で、長さ1mにも達する巨大な結晶が産出しました。日本刀のように美しい結晶は、多くが海外に輸出され世界中の博物館に展示されていますが、国内には、ごく僅かしか残っていません。
 英名は、ギリシャ語のstimmiに語源を持つstibi(アンチモンの硫化物)に由来します。  

商品番号 STB4407
標 本 名 輝安鉱
産  地 Tafone Mine,Manciano Groseto,Tuscany,イタリア
サ イ ズ 45×30×30mm 
価  格 ¥4,200
説  明 多数の輝安鉱の結晶が積み重なるように母岩に付いている様子は、不思議な異世界の廃墟のようです。Tafone鉱山は、開発の調査が行われていましたが、稼働は断念されたようです。

商品番号 STIB203
標 本 名 輝安鉱
産  地 湖南省 冷水紅
中華人民共和国
サ イ ズ 55×40×30mm 84g
価  格 ¥4,600
説  明 光沢のある灰白色の結晶が、とても綺麗です。

商品番号 STIB204
標 本 名 輝安鉱
産  地 湖南省 冷水紅
中華人民共和国
サ イ ズ 70×25×40mm 81g
価  格 ¥4,600
説  明 茶色の方解石が彩りを添えてとても綺麗です。