| 輝 安 鉱(きあんこう) Stibnite |
| 名前(和名) | 輝安鉱 |
| 名前(英名) | Stibnite |
| 分類 | 硫化鉱物 |
| 化学組成 | Sb2S3 |
| 結晶系 | 斜方晶系 |
| 硬度 | 2 |
| 比重 | 4.63 |
| 色 | 銀白色、鉛灰色 |
| 外観 | 金属光沢、柱状結晶 |
| 劈開 | 完全{010} |
| 条痕 | 鉛灰色 |
| 輝安鉱は、最も重要なアンチモン(Sb)鉱物で、浅成低温熱水鉱床中に産出し、黄鉄鉱、白鉄鉱、四面銅鉱などと共生します。銀白色の金属光沢をもつ柱状の結晶が、とても綺麗な鉱物です 明治時代に愛媛県市ノ川鉱山で、長さ1mにも達する巨大な結晶が産出しました。日本刀のように美しい結晶は、多くが海外に輸出され世界中の博物館に展示されていますが、国内には、ごく僅かしか残っていません。 英名は、ギリシャ語のstimmiに語源を持つstibi(アンチモンの硫化物)に由来します。 |
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