閃 亜 鉛 鉱 Spalerite |
名前(和名) | 閃亜鉛鉱(せんあえんこう) |
名前(英名) | Spalerite |
分類 | 硫化鉱物 |
化学組成 | (Zn,Fe)S |
結晶系 | 等軸晶系 |
硬度 | 3.5〜4 |
比重 | 3.9〜4.1 |
色 | 白〜淡黄色〜褐色〜黒色 |
外観 | 四面体、八面体、十二面体結晶、塊状、粒状 |
劈開 | {011}完全 |
条痕 | 黄色〜褐色、または白 |
閃亜鉛鉱は、接触交代鉱床・熱水鉱床・黒鉱鉱床などに産出す、亜鉛の重要な鉱石鉱物です。 通常、方鉛鉱・黄銅鉱と共生し、変質して異極鉱・菱亜鉛鉱になります。 化学式は(Zn,Fe)Sで、Feの含有が少なくZnSに近い物は白〜淡黄色を呈し純閃亜鉛鉱(Eleiohane)、Feの多いものは褐色〜黒色で鉄閃亜鉛鉱(Matmatite)と呼ばれることがあります。また、黄色〜褐色を呈し透明度が高く綺麗なものは、「べっ甲亜鉛」などと呼ばれ、宝石として利用されます。 英名は、方鉛鉱に似ているが、鉛を含んでいないことから、ギリシャ語のspaleros(ごまかし)に由来します。・・すこし、かわいそうな命名だと思います。 |
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