白鉄鉱
Marcasite
名前(和名) 白鉄鉱
名前(英名) Marcasite
分類 硫化鉱物
化学組成 FeS2
結晶系 斜方晶系
硬度 6〜6.5
比重 4.89
白銅色、黄銅色
外観 金属光沢、板状結晶、放射状集合体
劈開 明瞭{101}
条痕 灰黒色
適用
 白鉄鉱は、黄鉄鉱と同じ化学組成で同質異象の関係で、黄鉄鉱より低温の環境で生成します。低温熱水鉱床や泥質堆積岩中のノジュールとして産出します。
 白鉄鉱は、新鮮な状態では白銅色を呈していますが、空気中の酸素と水と反応して酸化して赤褐色から褐色に変化します。酸化作用により徐々に硫黄を開放し硫酸を生成し、長期間のうちにボロボロになってしまいます。そのため、保存にあたっては注意が必要ですが、長い年月で徐々に変化し朽ちていく鉱物も趣きがあると思います。新鮮さを保つには、密閉出来る容器に乾燥剤を入れて保存すると良いようです。
 

商品番号 MRS1520
標 本 名 白鉄鉱
産  地 Butte, South Dakota
アメリカ合衆国
サ イ ズ 35×25×25mm 47g
価  格 ¥1,800
説  明 大仏様の頭のつぶつぶ(螺髪:らほつ)のような結晶です。