碧 玉 Jasper |
碧玉は、細粒、緻密な石英です。酸化鉄や水酸化鉄などを多く含むため、赤色、褐色、黄色、緑色、黒色などの様々色や模様を呈しています。鉄鉱床、火成岩接触珪化帯などに団塊状から細脈状として産するほか、珪質の堆積岩が熱水などの変質作用を受け不純物を混入すことにより広く産出します。 古くから飾り玉として用いられ、世界各地で様々な名称で呼ばれます。日本では佐渡地方の赤玉、津軽地方の錦石などが該当します。インドのブラッドストーン、マダガスカルのオーシャンジャスパーなどが有名です。 西オーストラリアに産出するムーカイト(Mookaite)は、海中のプランクトンの遺骸が堆積した珪質岩(チャート)を起源としています。 |
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