赤 鉄 鉱 Hematite |
名前(和名) | 赤鉄鉱 |
名前(英名) | Hematite |
分類 | 酸化鉱物 |
化学組成 | Fe2O3 |
結晶系 | 三方晶系 |
硬度 | 5〜6 |
比重 | 5.26 |
色 | 黒色、灰黒色、黒褐色、褐色、赤色 |
外観 | 金属光沢、板状、塊状、葡萄状、魚卵状 |
劈開 | 無し |
条痕 | 赤色 |
適用 | |
赤鉄鉱は、最も重要な鉄鉱石です。各種の条件下で生成し、広く分布しています。花崗岩などの深成岩の中や、火山活動末期の昇華物中に産出するほか、変成岩や堆積岩中にも産出します。メサビ鉱山など規模の大きな赤鉄鉱鉱床は、先カンブリア紀に堆積した鉱床です。 赤鉄鉱は、微弱な磁性を持つものがあります。赤鉄鉱と同質異像の関係の磁赤鉄鉱(Maghematite)は、鉄粉を引きつけるほどの磁性を持ち、天然磁石と呼ばれます。磁赤鉄鉱は、高温で安定ですが、200〜700度で赤鉄鉱に転移します。 英名Hematiteは、赤い色にちなんでギリシャ語のaima(血)から命名されました。 |
|
|
|
|