緑簾石(りょくれんせき) Epidote |
名前(和名) | 緑簾石 |
名前(英名) | Epdote |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | 一般化学式 A2B3(O・OH・Si2O7・SiO4) A:Ca,Fe,Mn等 B:Al,Fe,Ti等 |
結晶系 | 単斜晶系 |
硬度 | 6 |
比重 | 3.38〜3.49 |
色 | 緑、黄緑、黒、褐色など |
外観 | ガラス光沢 |
劈開 | 完全 |
条痕 | 灰色 |
緑簾石は、グループ名です。堆積岩を起源とする低温変成岩や、Ca交代作用を受けた岩石に産出します。 一般化学式は、A2B3(O・OH・Si2O7・SiO4)で、 Aにはカルシウム(Ca)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、Bにはアルミニウム(Al)、鉄(Fe)、チタン(Ti)などが入ります。 褐簾石(Allanite)、灰簾石(Zoisite)、斜灰簾石(Clinozoisite)、紅簾石(Piemontite)、緑簾石(Epidote)などが主なものです。緑簾石(Epidote)の名前は、通常、鉱物名として使われることが多いようです。 透明なものや結晶の綺麗なものは、宝石としても使用されます。 和名の「簾」は、長軸に平行で明瞭な条線が、すだれ(簾)に似た形状であることに由来します。 |
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