紅 鉛 鉱 Crocotite |
名前(和名) | 紅鉛鉱(こうえんこう) |
名前(英名) | Crocotite |
分類 | クロム酸塩鉱物 |
化学組成 | PbCrO4 |
結晶系 | 単斜晶系 |
硬度 | 2.5〜3 |
比重 | 5.9〜6.1 |
色 | 橙赤色 |
外観 | ダイヤモンド〜ガラス光沢 柱状結晶 |
劈開 | 明瞭{110} |
条痕 | 黄色 |
紅鉛鉱は、クロムを主成分とする鉱物で、鮮やかな橙赤色の鉱物です。ロシアのウラル山脈で発見され、ヨーロッパ各地で幾つかの産地が見つかりましたが、産出量は僅かでした。その後、オーストラリアのタスマニア島で、良好な産地が発見され、長さ10cm以上の結晶も報告されています。 1797年にフランスのN.L.ヴォクラは、ウラル産の紅鉛鉱から、新元素クロムChromiumを発見しました。 鉱床露頭部に緑鉛鉱・白鉛鉱などを伴って産する、二次鉱物です。 |
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