三葉虫の化石 Trilobite |
三葉虫は、カンブリア紀(5.7〜5億年前)に現れた節足動物です。堅い殻を持ち、海底を自由に動くことの出来る最初の生物で、オルドビス紀(約5〜約4.3億年前)に最も栄えました。 世界中の海底に分布し、系統進化による形態の変化が大きいため、古生代の重要な示準化石となっています。 三葉虫の名は、体が縦に三葉(中軸と両側の側葉)に分けられることに由来します。 頭部、胸部、尾部に区分でき、頭部には一対の複眼があります。胸部は並列する約30の可動の肋からなり、腹面の分肢を使って移動したと考えられています。また、驚くと、だんご虫のように丸まって防御体勢をとっていたと考えられています。 体長は、普通3〜5cm程度ですが、70cmにも達する種類が知られてます。 |
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