日本の化石 Japanese Fossile |
約4億5千万年前(古生代オルドビス紀)に、ユーラシアプレートと太平洋プレート、フィリピン海プレートが衝突し、ユーラシア大陸の東側の一部が弧状に隆起して、日本列島の原型が出来たと考えられています。 日本列島最古の化石は、約4億2千万前(古生代シルル紀)のハチノスサンゴの化石で、岐阜県上宝村で発見されました。そのほか、古生代のサンゴ、フズリナ、ウミユリ、中生代のアンモナイト、鮫の歯、新生代のほ乳類や植物などの化石が、各地で採取出来ます。 北海道では、アンモナイトが多く産出し、非常に複雑な巻き方をしたアンモナイト(Nipponites mirabilis)が有名です。福井県の手取層群という堆積岩の分布域では、多くの恐竜の化石が発見されています。最近、兵庫県丹波地方で、恐竜の化石が発見され、全身骨格の可能性のあることで話題になりました。 日本列島は、地殻変動が激しく堆積岩中の化石が保存されにくい地質環境ですが、貝、木の葉、鮫の歯、アンモナイトなどの化石が、各地で採取出来ます。 |
霞ヶ浦周辺の貝化石 |
|
|
|
|